夏雲、仰げば。

2017.07.18 Tuesday

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    夏になると雲ばかり撮っている。結構沢山撮っていて、だいたい縦位置で収めることが多い。なぜか?おそらく、肖像写真のつもりなのだろう。雲は流れ行くイメージが強いが、夏の入道は案外じっとしている。どっしりと構えた堂々とした巨体ならばこそ、惹かれてレンズを向けるのだ。流れないので、対峙できる。その素晴らしさに、ああ、雲になりたいとは言わずともも、かなりのトキメキと憧れを込めて、構図を整え、失礼ないよう気配りをして、収める。このような過程を経て出来た写真にいちいち自ら感動するのだが、人に見せると、期待するような賛辞は滅多に頂けない。力量不足を感じもするが、それ以前に人はさして興味がないことを察しもする。雲に。よく混同されるのだが、僕は空を撮っているでなく、雲を撮っている。自ずと空は極力画面に入れない。となると、写真は、白のモコモコばかりになる。そうなのだ、僕は水がモコモコに形を選んだ姿を偏愛しているのだ。偏愛ならば、私家版でもいいので、是が非とも写真集にこじつけたい。きっと心が彷徨う作品になるだろう。良いなあ。また、財布を太らせないやることが増えてしまう。因みに掲げた写真は、モコモコではない。

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