書くことについて

2017.07.09 Sunday

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    8月に撮影する短編映画の脚本を、高雄滞在中の合間に書き終えた。どんな話にしようかな、と高雄の街を歩き、眺め、感じながら、3時間ほどで、えいやあ、と書き終えた。ざっくり言えば恋愛映画である。アクションも特撮もないし、話も淡々としているので、結構地味な映画になりそうなのだが、らしいといえばそうなので、まあいいかなと思っている。ちょうどホテルの一角に程よいスペースがあったので、そこを使わせていただいた。寛ぐにも緊張を持続するのにも、何か足りないいい塩梅な場所であった。そこでカツカツとキーボートを叩いて終えたのだ。といったところで、ふと、書くってなんだろうなという疑問みたいなものが浮かんできたのである。心の中をさらけ出すとかでもないし、職業だからというのでもないし、書かずにはいられないというのでもない。結果、なんとなく書いているというのが、今朝の気分にはちょうど合っている。書くことについて、と書き出して、ただなんとなく、とは情けない感じだが、もうちょっと出そうで出てこないので仕方がない。自分をフォローするのなら、書かない人には、この「なんとなく」が無いからなんじゃないかな、と思う。なんとなく、は立派な理由なんじゃないかと、僕は開き直っているのである。なんとなく、は書くことばかりではない。撮ることも、なんとなくだし、大きなことに触れるなら、生きることも、愛することも、なんとなくなのである。これは情けない話なのだろうか。不謹慎なのだろうか。映画ができたら、おそらく意図とかを答えなくてはいけないこともあるだろう。なんとなく、というのは時に失礼な返事になるかもしれない。誠意をこめて本当のことを言おうと今から、なんとなく思っている。


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