息子の写真

2017.04.11 Tuesday

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    海を眺めていた龍之介が防波堤の下に造られた遊歩道に飛び降りて、カメラを貸してくれと言う。しばらくして、こんなの撮れたとよこした写真が格好良かった。子供が四つん這いになってどうにか入れる場所からのアングル。スケール感がつかめないと、未来宇宙都市の飛行機格納庫のようにも見える。しばらく見入ってしまった。撮ろうと思えば、大人でも写せるのだが、四つん這いになってコンクリートに膝をこすってまでしてはしないだろう。いいなあ、子供って。子供にしか入っていけない場所があって、そこで撮られた写真がある。いいなあ、子供って。春になると涙もろくなる。龍之介が撮った写真は、コンクリートの写真だけど、なんだかじーんときてしまった。彼にも見たいものがあって、写したいものがあって、いつの日か会いたい人ができるのだろう。そんなことを思いながら、彼と二人で肩を並べて海を眺めていたら、波が高くて、その高さに、うるるときたのだ。なんだろう、春って。写真は不思議だ。自分が見ていないものを、人の眼と人差し指を借りて、見ることができる。それを共に楽しむこと、感動したり、考えたり、泣いたりできる。写真はすごいな、と思う。その素晴らしさを毎日毎日忘れないでおこう。これを書いている時に、ビートルズがこう歌っている。「we'll never die,and I love her」(and I love her) ああ、また涙腺が。
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